ニュース 電子 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072306
中国のIC設計大手、展訊通信(スプレッドトラム・コミュニケーションズ)は15日、インテルの14ナノメートル低消費電力版(LP)プロセスを採用したミドルエンドのスマートフォン向けチップ「SC9853」と、ローエンド向け「SC9850」を発表した。両製品は、聯発科技(メディアテック)にとってスマホ向けチップ出荷の59%を占める3製品の競合となるため、市場シェアを侵食されそうだ。16日付電子時報が報じた。
「SC9853」は主に100~200米ドルのスマホ市場をターゲットとし、メディアテックの「MT6750/MSM8940」の競合に、「SC9850」もメディアテックの「MT6737」の競合になる。
スプレッドトラムの李力游董事長は同日、来年は12ナノメートル製造プロセスに移行し、人工知能(AI)向けチップに参入すると表明した。2020年には7ナノプロセスを採用したスマホ向けチップをリリースする予定だ。
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