ニュース 電子 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072308
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が今秋発売予定のスマートフォン旗艦機種「Mate10」に搭載する「麒麟970」チップの量産を、10ナノメートル製造プロセスで開始したもようだ。第1弾の12インチウエハー投入枚数は4,000枚に上り、ファーウェイはTSMCの顧客別生産量で上位5位に躍り出たとみられる。消息筋の情報を基に16日付電子時報が報じた。
消息筋によると、ファーウェイ傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)はTSMCに対する「麒麟970」の発注量を増やしており、第4四半期に出荷量が拡大する見通しだ。
TSMCの10ナノをめぐっては、聯発科技(メディアテック)が次世代ハイエンドチップ「Helio X30」の発注量を減らしていた。
TSMCは10ナノでアップルの新型iPad用プロセッサー「A10X」の量産を4月、出荷を6月に開始したほか、スマートフォン次世代機種「iPhone8」に搭載するプロセッサー「A11」の量産も6月に開始している。
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