ニュース 電子 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072309
ゲーミング(ゲーム用)ノートパソコンなどで重要な役割を果たすVGA RAMメモリーが大幅な供給不足となっており、8月オファー価格が8.5米ドルと、前月の6.5米ドルより30%上昇した。9月も上昇が続く見通しで、マザーボードやゲーミングノートPCメーカーに影響が出そうだ。16日付電子時報が報じた。
VGA RAMの主要サプライヤーはサムスン電子で市場シェア約55%を占め、これにSKハイニックスのシェア35%、マイクロン・テクノロジーのシェア10%が続く。今回の供給不足はサムスンがVGA RAMの生産能力をサーバー向けやスマートフォン向けに振り向けたことが原因とみられる。
サムスンは第4四半期にVGA RAMを増産するとの観測も伝えられている。ただ、PCメーカーは第3四半期が生産のピークに当たるため、VGA RAMを十分確保できなければ、需要期の第4四半期の販売に影響が出る。コスト上昇を自社で吸収するか、製品価格に反映するかも悩みどころだ。
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