ニュース 電子 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072310
米国を訪問中の林佳龍・台中市長(民進党)は15日、アイダホ州ボイシで同市に本社を置く半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーのサンジェイ・メーロトラ最高経営責任者(CEO)と会見した。同社による台中市での投資額は300億台湾元(約1,100億円)を超え、今後も中部科学工業園区(中科)に3次元(3D)DRAMパッケージング・テスティング(封止・検査)工場を設置する計画で、林市長は「全力を挙げて支援する」と語った。同市はマイクロン専属の連絡窓口を開設し、工場の拡張や人材募集に協力する方針だ。16日付中国時報が報じた。
林市長(右)は、マイクロンの台中投資により4,000件の就業機会が創出されると期待感を示した(15日=中央社)
また台中市経済発展局は同日、アイダホ州の航空宇宙関連産業の同業者団体、アイダホ・エアロスペース・アライアンス(IDA)と、航空機や部品の製造、補修分野において協力を進めることで覚書(MOU)を交わした。今後、双方の設計、製造、組み立て、メンテナンス能力向上を図り、世界市場での商機獲得を目指す。
アイダホ州は関連企業200社以上を擁する航空宇宙産業の集積地として世界的に知られ、MOU締結式に出席した林市長は、IDAとの提携により、台中の航空宇宙産業の国際競争力を高めたいと語った。
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