ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月16日_記事番号:T00072314
市場調査会社、カンター・ワールドパネルが15日発表した統計によると、テイクアウト飲料店の店舗数は3年前から30%増加しており、その売上高は飲料市場全体の47%を占めた。16日付工商時報が報じた。
統計によると、テイクアウト飲料店の消費人口は1,100万人余りで、台湾人の約2人に1人が利用している計算だ。またテイクアウトコーヒーの消費人口は約800万人となっている。
こうした中、ペットボトルや紙パック入り飲料メーカーは新商品による販売促進戦略を余儀なくされており、昨年の新製品の発売数は283商品と、3年前の2.8倍に上った。平均1.3日に1商品を発売した計算だ。
一方、2014年に起きた頂新国際集団の不正食用油問題を発端として、同集団傘下の味全食品工業の牛乳「林鳳営」がシェアを落としたことに伴い、小規模農家が新設した牛乳ブランドが販売を伸ばしている。こうした新興ブランドは少なくとも41ブランド存在し、年間総売上高は22億台湾元(約80億円)、ここ2年間の年平均成長率は17%となっている。消費人口は270万人でうち女性が65%を占める。
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