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微風広場商圏、地価上昇率が最高見通し


ニュース 建設 作成日:2008年5月6日_記事番号:T00007233

微風広場商圏、地価上昇率が最高見通し


 台北市で地価上昇率が今後最も高くなる商業地域は微風広場(ブリーズセンター)エリアだという予測を、店舗物件仲介の欣元商仲がまとめた。6日付経済日報が報じた。
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 同社によると、微風広場エリアの1坪当たり賃貸料は既に月1万4,000台湾元(約3万4,500円)を超え、この5年で83.3%上昇した。2位は都市交通システム(MRT)新店線の古亭駅エリアで、次いでMRT淡水線の民権西路駅エリアだった。10位以内に入った商業地域のうち7カ所までがMRTの駅に近接しており、残りの3カ所も将来のMRT駅の設置が予定されている。

 焦文華同社総経理によると、信義区の台北101エリア、忠孝復興エリア、西門町エリア、新店線の公館駅周辺などは、大型チェーン店の開店も多く空室率が低いため、賃貸料は既に1坪2万元以上に上昇している。このため焦総経理は、これらのエリアは利益を出しにくく、店舗の賃貸には適さないと指摘した。

 ランキングは空室率、過去5年の賃貸料の上昇率、チェーン店の店舗数などの条件から、賃貸料が安く、集客力のあるエリアが選ばれた。