ニュース その他製造 作成日:2017年8月17日_記事番号:T00072335
パルプ・製紙大手の中華紙漿(中華パルプ、CHP)はこのほど、同社が生産するラベル用製品が世界市場で第3位のシェアを占めていると明らかにした。同社は今後もラベル用、テープ用などを含む特殊用紙の研究開発(R&D)と市場開拓を強化し、売上高構成比を50%まで高めたい考えだ。17日付工商時報が報じた。
中華パルプの黄志成総経理によると、同社の特殊用紙は現在90%が世界28カ国・地域に輸出されており、粗利益率は15%を超えている。今年は運動会などイベントで使用されるユニフォームTシャツ市場をターゲットに昇華転写紙を投入する計画だ。また、将来的には医療向け市場への参入も視野に入れている。
同社の上半期連結売上高は108億7,000万台湾元(約395億円)で前年同期比0.3%の増加にとどまったが、純利益は2億9,700万元と60.6%の大幅増を記録した。
下半期の見通しについて黄総経理は、中国・広東省の鼎豊工場と台東工場が相次いで年次保守作業に入るため、売上高に影響は出るものの、利益は減少しないと語った。
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