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4月のバイク販売好調、値上げ前の駆け込みで


ニュース 建設 作成日:2008年5月6日_記事番号:T00007234

4月のバイク販売好調、値上げ前の駆け込みで

 
 4月の域内バイク販売台数は7万5,309台で、前年同月比で34.03%もの増加となった。光陽工業(KYMCO)、三陽工業(SYM)、台湾ヤマハの3大メーカーが5月に1台当たり1,500~2,000台湾元(約5,200~6,900円)の値上げを予定しており、消費者の駆け込み需要や販売店による新古車登録の前倒しがあったためとみられる。6日付工商時報などが報じた。

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 新古車の登録台数は2万5,000台で、そのうち月末の3営業日では1日当たり1,000台以上にも上った。

 業界関係者によると、光陽は3万台、三陽、台湾ヤマハは6,000台の予約受注があったもようだ。5月の見通しについて、光陽は4月の受注分が5月以降の出荷につながり、市場全体で前年並みか微増の7万5,000台になると予測。一方、台湾ヤマハは前年より減少するとしており、三陽に至っては減少幅が10%に上るとみている。

 1~4月の累計販売台数は、前年同期比8.84%増の24万5,617台だった。通年の販売台数は、過去10年以上で最高の80万台を突破する見通しだ。なお、9月には2,000元の再値上げが予定されている。