ニュース 政治 作成日:2017年8月17日_記事番号:T00072342
李登輝元総統の時代に国民党から分かれた統一派政党、新党の郁慕明主席は、来年行われる台北市と新北市の市長選挙で独自の候補者を立てる可能性を示唆した。国民党の呉敦義次期主席の路線に失望していることを理由に挙げた。聯合報電子版が17日報じた。
郁主席は「国民党は古い友人なので、統一地方選で助けが必要なときには助けたい」と語ったものの、現在の国民党は方向性がなく、支持者の気持ちを奮い立たせることはできないと指摘し、新党の勢力拡大に向けて両市の市長選で独自候補を立てる可能性があるとした。
郁主席は、馬英九政権が8年続いたのに国民党が現在のような窮状に陥ったのは馬前総統の政策方針が間違っていたためであり、それにもかかわらず呉次期主席は馬前総統と同様に統一を語らず、「一中各表(一つの中国、それぞれの解釈)」を掲げており、国民党本来の核心思想に背いていると批判。また、友党である新党を敵視し、民進党への軟弱な姿勢も変わっていないとして、こうした国民党に別れを告げて、明確に統一を主張する政党として妥協せずに歩むと表明した。
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