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鴻海出資のキーサ、高速データ転送技術を開発


ニュース 電子 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072348

鴻海出資のキーサ、高速データ転送技術を開発

 「iPodの父」として知られるトニー・ファデル氏が支援しているほか、鴻海精密工業などが出資する米スタートアップ企業のKeyssa(キーサ)は17日、新しい高速データ転送技術「Kiss」を開発したと発表した。今後、アップル以外の電子製品への採用を予定している。18日付経済日報が報じた。

 キーサによると、「Kiss」はWi-Fiやブルートゥースを使用せずにノートパソコン、タブレット端末などの対応デバイス同士を近づけることで、動画ファイルが数秒で転送できる技術。これによりコネクターも不要となる。

 鴻海の陳杰良技術投資長は、デバイス間の無線接続は消費者にとって価値が高いと指摘した。

 キーサは2009年設立。ロイター通信の報道などによると、キーサは鴻海やサムスン電子、インテルなど数社から1億米ドル以上の資金を調達したが、鴻海の出資額は不明だ。