ニュース 電子 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072349
宏碁(エイサー)は傘下の高齢者向けタブレット端末の米グランドパッド(grandPad)の、米国に続く台湾での事業展開のため、7月末に高齢者向け第1回市場調査を実施した。年末に2回目の調査を計画している。18日付電子時報が報じた。
エイサーは昨年3月グランドパッドに1,104万米ドル出資し、株式の48.98%を取得した。グランドパッドは、大画面ディスプレイを採用したり、音が聞こえやすいようスピーカーを前面に配置するなど高齢者向けに設計したタブレット端末を販売するとともに、多くの関連サービスを提供している。
エイサーの出資後も、米国事業はグランドパッドが主導し、エイサーはタブレットの設計と製造で支援している。海外事業についてはエイサー主導で、自建雲(BYOC)スマート製品事業・長照(高齢者ケア)関懐処の何謙永総処長が指揮を取っている。
何総処長は、台湾の高齢者は米国よりハイテク製品への抵抗が少なく、世代間の距離が近いなど、米台は面積以外にも相違があると指摘した。このため、台湾展開に向け時間をかけて調整する必要があると説明した。
欧州の数カ国の企業とも接触しており、グランドパッドの欧州市場開拓も視野にある。
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