ニュース 電子 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072350
科技部の陳良基部長は17日、中部科学工業園区(中科)および南部科学工業園区(南科)にロボットの製造拠点を形成する計画について年内に設置可能との見通しを示した。このほか、「AIイノベーション研究センター」を開設する計画についても既に555件の研究計画が提出されていると明らかにした。年末にも大学などに複数の研究プラットフォームを立ち上げたいと述べた。18日付工商時報が報じた。
陳部長(中)は「小国の大戦略だ」と語り、AIエコシステム構築に強い意欲を示した(17日=中央社)
陳部長は今年に入り、台湾における人工知能(AI)産業の発展に向けたプロジェクトを次々と発表している。
科技部がこれまでに発表したAI産業振興に関するプロジェクトは、▽高性能計算(ハイパフォーマンスコンピューティング、HPC)研究開発(R&D)センターの開設、4年で50億台湾元(約180億円)▽AIイノベーション研究センターの開設、5年で50億元▽中科・南科のロボット製造拠点形成、4年で20億元▽AI向け半導体開発支援「半導体射月(ムーンショット)計画」、4年で40億元──の4項目で、予算は合計160億元だ。
陳部長は「AI分野で遅れを取れば台湾の未来は悲惨なものとなる」と危機感を示し、AI時代到来を準備万全の状態で迎えられるよう、人材や技術の育成を進めたいと語った。
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