ニュース 石油・化学 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072354
15日に発生した17県市に及ぶ大規模停電が、政府系石油会社、台湾中油(中油、CPC)と下請け会社の作業員がSOP(標準作業手順)通りに作業していなかったことが原因と判明したことを受け、陳金徳CPC董事長はきょう18日午後1時、記者会見を開き、引責辞任を表明した。既に同日午前、林全行政院長に正式に辞任を申し入れ、承認を得たという。18日付自由時報電子版が報じた。
陳董事長は会見で、CPC董事長として再度、市民に謝罪すると述べた(18日=中央社)
大規模停電が発生した当日、台湾電力(台電、TPC)やCPCを管轄する経済部の李世光部長が引責辞任したが、CPCの陳董事長は停電の原因が判明した後も「全国の市民に謝罪する」「CPCが全責任を負い、処分も行う」などと発言したものの、自身の進退については言及を避けており、与野党の立法委員から批判が強まっていた。
今回の会見で陳董事長は、「16日朝に林錫耀行政院副院長を通じて辞任を申し入れたが、林行政院長から、まず原因を明らかにするよう指示された」と、正式な発表がきょうになった理由を説明した。
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