ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

世界一パン職人の呉宝春氏、台中店オープン


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072358

世界一パン職人の呉宝春氏、台中店オープン

 世界一のパン職人を決定する「マスター・ド・ラ・ブーランジュリー」で2010年に優勝した呉宝春氏による人気ベーカリー「呉宝春麦方店」が17日、台中店をオープンした。高雄店(10年オープン)、台北店(13年オープン)に続く3店舗目。世界一のパンの味を確かめようと、店の前に長蛇の列ができた。18日付工商時報が報じた。

/date/2017/08/18/11pain_2.jpg呉氏(右2)は、台中店はガラス越しにパン製造が見学できると説明した(台中市政府リリースより)

 台中店は、台中国家歌劇院(ナショナル台中シアター、台中市西屯区)近くの商業施設「T&R広場」1階にオープンした。2018年11月開幕予定の台中世界花卉博覧会(花博)にちなみ、台中店限定の花博パン7品のほか、初の自家製イタリアンジェラート「呉宝春スタイル冰淇淋」も販売する。

 呉氏は台湾北部、中部、南部に続き、海外に目を向けており、シンガポール、日本、米国に興味があると語った。

 台中には、パリの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で11年に特別賞を受賞した武子靖氏によるベーカリー「蹦胖麺包坊(ラトリエ・デュ・パン)」や、同大会で15年に優勝した陳永信氏が技術顧問を務める「欧客佬精品烘焙坊」もある。台中のベーカリー市場規模は年間200億台湾元(約720億円)に迫る。