ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

香港の雨傘運動リーダーに実刑判決、台湾から批判の声


ニュース 社会 作成日:2017年8月18日_記事番号:T00072368

香港の雨傘運動リーダーに実刑判決、台湾から批判の声

 2014年秋に民主化を求める香港市民が中心部の道路を占拠した「雨傘運動」に関し、香港高等法院(高裁)の上訴法廷は17日、デモを主導した黄之鋒氏ら3氏に対し、禁錮6~8月の実刑判決を下した。

 台湾総統府の林鶴明報道官は「非常に遺憾だ。香港政府は香港人の熱く切実な期待を真剣にとらえ、忍耐強く多元化された社会と誠意ある対話と意思疎通を行うべきだ」とのコメントを発表した。

 行政院大陸委員会(陸委会)は「国際社会と香港世論が判決を批判し、司法の政治化が香港司法の独立を破壊することを心配している。香港の投資環境に対する国際的な信頼にも影響を与えかねない。今後の動向を緊密に注視していく」とコメントした。

 民進党は「圧制が強まるほど、激しい反抗を招くことになる。香港政府に寛容かつオープンな態度で対話と意思疎通を図ることを呼び掛ける」との声明を出した。

 台湾の「ヒマワリ学生運動」でリーダーを務めた林飛帆さんは「友人たちが政治犯になるのをつらい気持ちで見つめた」と話した。