ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年8月21日_記事番号:T00072378
春雨工廠、久陽精密(OFCOインダストリアル)など台湾鉄鋼業界8社で構成する「台湾鋼鉄集団(台湾スチールグループ)」はこのほど、中国宝武鋼鉄集団系列の広東韶鋼と戦略提携を結び、同社からワイヤロッドの調達を拡大する。市場では台湾鋼鉄集団が今後、中国鋼鉄(CSC)と疎遠になり、台湾での調達を減らすのではないかとの見方が出ている。21日付経済日報が伝えた。
今回の提携は具体的には、台湾鋼鉄集団の春雨工廠の東莞工場(広東省)が広東韶鋼を長期的原料供給パートナーとし、線材の質と生産販売能力の向上を図るものだ。中国側は春雨に対し、広東韶鋼の本拠地である広東省韶関市への工場設置を求めているという。
台湾鋼鉄集団の王炯棻董事長は「韶鋼と春雨には地の利があり、両社が当初の春雨とCSCのような関係を担うことを期待している」と述べた。
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