ニュース その他製造 作成日:2017年8月21日_記事番号:T00072379
欧州で電動アシスト自転車の需要が伸びており、バッテリーモジュール最大手の新普科技(シンプロ・テクノロジー、SMP)も恩恵を受けている。シンプロの市場シェアは現在20%余りで、来年は30%を見込む。21日付経済日報が報じた。
シンプロの宋福祥董事長は、電動アシスト自転車の欧州市場規模は年間200万~300万台で、シンプロは昨年20万台向けに出荷したと述べた。今年は50万台、来年は70万台、2019年は100万台を見込む。
宋董事長は、欧州の主要都市は面積が小さく、もともと通勤に自転車を利用する人が多い上、いったん電動アシスト自転車を使えば楽なので、もう一般の自転車には戻れないと指摘した。一方、米国は面積が広く、ハイエンドの電動アシスト自転車需要が強いと分析した。
自転車最大手の巨大機械工業(ジャイアントMFG)の杜綉珍董事長は、昨年の電動アシスト自転車輸出台数は前年比5割増え、欧州向けは6万台以上だったと述べた。自転車大手、美利達工業(メリダ)の曽崧柱董事長は、今年5割成長を見込んでいる。
パソコン周辺機器や部品メーカー、達方電子(ダルフォン・エレクトロニクス)も傘下の達瑞創新(ダルフォン・イノベーション)が自社ブランドの電動アシスト自転車「BESV」を投入している。
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