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金鉱コーヒーが50人余り解雇へ、ベーカリー生産停止で


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月21日_記事番号:T00072382

金鉱コーヒーが50人余り解雇へ、ベーカリー生産停止で

 パン販売併設の喫茶店チェーン、金鉱咖啡(クラウン&ファンシー)は19日、ベーカリーの閉鎖に伴い、製パン・製菓調理師50人余りを労働基準法(労基法)に従い解雇すると発表した。台湾全土の71店舗では今後、パンの販売は停止するが、コーヒーやスイーツの販売は続けるという。20日付経済日報が報じた。

 金鉱咖啡はまた、21店舗の営業を一時休止し、店舗スタッフに高級コーヒーに関する研修を実施してから再び営業を再開する計画だ。

 金鉱咖啡は6月に中部のベーカリー工場閉鎖、7月に北部セントラルキッチンのベーカリー部門の閉鎖が伝えられていた。

 台湾のコーヒー愛好者は増え続けているが、金鉱咖啡の人員削減、規模縮小はコーヒー市場の競争の激しさを物語っている。

 金鉱咖啡は2000年設立。庶民価格でコストパフォーマンスを売りに南部で急成長を遂げた。昨年1月に燦坤集団の傘下に入った。燦坤集団の持ち株比率は80%。