半導体用シリコンウエハー最大手の環球晶円（グローバルウェーハズ、ＧＷＣ）は、日本のフェローテックホールディングス（東京都中央区）と中国生産で提携し、同社に技術支援を行う。21日付経済日報が伝えた。
フェローテックの銀川工場。スライス加工後の工程は、上海に増設した専用ラインにて行う（同社リリースより）
フェローテックは中国で８インチシリコンウエハーの生産を行う。同社が製造と生産管理を担い、ＧＷＣは技術支援、品質システムの確立、生産したシリコンウエハーの販売を行う。
中国政府が主導する国家プロジェクト「中国製造2025」で、８インチシリコンウエハーは中国国内での需要が増えるとみられている。フェローテックは７月から８インチシリコンウエハーの生産を銀川（寧夏回族自治区）工場で開始しており、中期生産目標は月産45万枚となっている。
