ニュース 電子 作成日:2017年8月22日_記事番号:T00072403
鴻海科技集団(フォックスコン)が半導体事業を拡大しようとしていることが韓国で注目を集めている。韓国では鴻海が東芝のメモリー事業買収に成功すれば、韓国の半導体業界にとって脅威に浮上しかねないとみているようだ。22日付聯合報が伝えた。
とりわけ韓国半導体大手のサムスン電子は、液晶パネル、テレビなど事業分野が鴻海と重複している上、メモリー分野でも競合関係となれば、競争がさらにエスカレートする見通しだ。韓国側には鴻海が「聯日抗韓(日本と連携して韓国に対抗する)」という戦略を強め、既にサムスン電子を脅かし始めたとの論評もみられる。
韓国の経済誌は「鴻海がシャープに戦略投資を行ったのに続き、東芝メモリー事業への入札に積極的に参加。さらに米国でのフライングイーグル計画で米政府への影響力を強めており、鴻海が全方位的なIT(情報技術)企業に転換しようとしていることの表れだ」と評した。
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