ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年8月22日_記事番号:T00072408
自動車部品大手、和大工業(HOTA)は21日、大埔美精密機械園区(嘉義県)第2期でスマート工場を建設すると発表した。沈国栄董事長は、電気自動車(EV)大手、米テスラの新モデル向けが中心で、台湾最大の自動車部品の無人化スマート生産拠点になると説明した。22日付経済日報が報じた。
和大工業は、大埔美精密機械園区の第2期の用地1万4,100坪に40億台湾元(約140億円)を投じて無人化生産ライン8本の新工場を建設する計画だ。2020年末に完工、21年に稼働予定。初年度の年産額は40億元を見込む。なお、テスラは現在、「モデルY」や自動運転トラックを開発中とされる。
また沈董事長は、自動車大手から受注したパワートレイン系のプロジェクトのため、第1期の用地に第3工場を建設すると話した。取得した用地は9,100坪で、来年上半期に着工し、19年第4四半期に稼働予定だ。投資額は20億元。
同社は先日、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)、ジャガーランドローバー(JLR)からパワートレイン系のトルクコンバーターを受注している。5~7年にわたり年間30万~40万台供給し、売上高は最大50億元を見込む。
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