ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年8月22日_記事番号:T00072410
自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(2017年は8月22日~9月19日)を前に自動車需要が高まったことなどから、8月1~20日の新車登録台数が前月同期比33.1%増、前年同期比138.2%増の2万4,300台と大幅な成長を記録した。8月全体でも目標とされる2万9,000~3万台の達成が見込まれる。22日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、台湾域内の景気低迷に影響を受け、例年の需要期に当たる6~7月の自動車販売も不振に陥った。通年の業績目標達成にプレッシャーのかかる大手自動車ブランドのディーラーは8月、業績向上に向けて「当社が最安」をうたう大型広告を雑誌などに相次いで掲載。この結果、模様眺めを続けていた消費者の多くが購入を決め、8月の販売増につながったとみられる。
このほか、トヨタのSUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」や「レクサスRX」、「マツダ3(日本名・アクセラ)」といった人気輸入車が大量に納車されたことも、新車登録台数の増加につながった。
なお今年年初来の累計新車登録台数は28万2,900台と前年同期比1.9%増となり、1~7月のマイナス成長からプラスに転じた。
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