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鶏卵から殺虫剤成分、彰化県の養鶏場で


ニュース 農林水産 作成日:2017年8月22日_記事番号:T00072413

鶏卵から殺虫剤成分、彰化県の養鶏場で

 行政院農業委員会(農委会)は22日、20日までに鶏卵の検査を行った45件のうち彰化県の養鶏場3カ所で、基準値5ppb(十億分率)を超える殺虫剤「フィプロニル」が検出されたと発表した。検出量はそれぞれ5ppb、22ppb、153ppbだった。中央社が報じた。

/date/2017/08/22/15egg_2.jpg彰化県衛生局は、基準値を超えた養鶏場の鶏卵の追跡調査を行っている(22日=中央社)

 農委会は、3カ所の養鶏9万羽を殺処分し、鶏卵も処分すると説明した。3カ所の養鶏場では1日当たり約5万個の卵を生産している。

 農委会動植物防疫検疫局(防検局)は21日、台湾産の鶏卵からフィプロニルが検出されたことを受け、関係官庁による対策会合を開き、台湾全土の養鶏場2,015カ所で大規模なサンプル検査を実施している。あす23日正午に完了する予定だ。

 衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)が先週行った店頭での検査ではフィプロニルは検出されていなかった。呉秀梅署長は「TFDAは店頭、農委会は農場で検査を行ったため、異なる結果が出た」と説明した。