ニュース その他分野 作成日:2017年8月22日_記事番号:T00072416
台湾では現在、求人サイトに40万人分もの求人があるにもかかわらず、20~24歳の年齢層で失業率が12.26%に達しており、企業側と求職者でギャップが解消されないままだ。こうした中、求人サイト「104人力銀行」によると、最近はベトナム、フィリピン、シンガポールなど東南アジア諸国が台湾人のスカウトに動いている。22日付中国時報が伝えた。
例えばフィリピンはカジノ解禁を受け、IT(情報技術)、ソフトウエア関連の人材を台湾から積極採用している。勤続2~3年で月収8万台湾元(約28万9,000円)と、台湾の1.5倍の給与水準が得られるため、若者が東南アジア行きを望むのも当然の流れだ。
台湾政府も海外への人材流出を問題視しているが、台湾は低賃金構造が定着しており、産業構造から見ても問題解決の糸口は見えないのが現状で、人材流出が国家競争力に影響を与えかねない深刻な状況だ。
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