ニュース 電子 作成日:2017年8月23日_記事番号:T00072425
中国のスマートフォン大手、広東欧珀移動通信(OPPO)が第4四半期に発売見通しのミドル~ローエンド機種「OPPO A61s」に聯発科技(メディアテック)のHelio Pシリーズ新製品「P23」が、「OPPO A41」には「MT6750」がそれぞれ採用されることが明らかとなった。23日付経済日報が報じた。
OPPOの下半期の製品ロードマップによると、同社は下半期に「OPPO A61s」、「OPPO A41」のほか、旗艦機種の「OPPO R13」、「OPPO R13プラス」の4機種を投入する計画だ。「OPPO R13」シリーズはクアルコムのスナップドラゴン660を採用する。
OPPOは昨年発売した「OPPO R9」が好調な売れ行きとなり、同スマホに採用したメディアテックのチップが品切れ状態となっていた。しかし、中国の通信キャリア最大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)が通信規格Cat7(カテゴリー7)対応のスマホのみに購入補助を行ったため、OPPOは同年第4四半期に発売した「OPPO R9s」シリーズ以降、今年の「OPPO R11」に至るまでクアルコムのチップを採用。これがメディアテックの今年の市場シェア低下の一因となった。
証券会社は、メディアテックは来年上半期にOPPOの「R」シリーズの受注を奪回できるかがシェア回復の鍵を握ると指摘した。
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