ニュース 電子 作成日:2017年8月23日_記事番号:T00072437
通信キャリア大手の台湾大哥大(タイワン・モバイル)は22日、スマートフォン内蔵型の交通系ICカード「悠遊カード(イージーカード)」を悠遊卡公司および台北富邦銀行と共同発表した。スマホに台湾大哥大のモバイル決済アプリ「Wali智慧銭包」をインストールし、クレジットカード登録を行うことで、モバイル決済や運賃支払いができるほか、悠遊カードの残高が少なくなった時に自動的にチャージできる。台湾大哥大は早ければ9月より受付を開始する。23日付工商時報が報じた。
台北富邦銀行の程耀輝執行副総経理(左1)は、同行が加わることで、スマホで悠遊カードだけでなくクレジットカード決済も可能になり、キャッシュレス時代の一里塚になると指摘した(悠遊卡公司リリースより)
台湾大哥大の鄭俊卿総経理は、Wali智慧銭包の年間ユーザー目標を120万件に引き上げ、台湾最大のモバイル決済アプリを目指すと表明した。Wali智慧銭包のアクティブユーザーは現在60万件。
悠遊卡公司の林向愷董事長は、スマホにオートチャージの悠遊カード機能を加えることで、都市交通システム(MRT)の運賃支払い、小額消費において残高を気にしなくてよくなると説明した。
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