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裕隆汽車が東風裕隆に過半出資へ、ラクスジェンの中国事業強化


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年8月23日_記事番号:T00072439

裕隆汽車が東風裕隆に過半出資へ、ラクスジェンの中国事業強化

 経済部投資審議委員会(投審会)は22日、自動車大手の裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)が東風汽車との折半出資で、裕隆汽車の自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」を中国で製造販売する東風裕隆汽車に3億9,700万人民元(約65億円)の増資を行うことを認可した。裕隆汽車の出資比率は56.3%に上昇し、初めて株式の過半を取得する。23日付経済日報が報じた。

 また投審会は、裕隆汽車が中国でラクスジェン販売会社を設立するため、6億人民元を海外送金することを認めた。

 このほか投審会は、鴻海精密工業が米国やカナダでの事業拡大のため、11億4,400万米ドルを海外送金することを認可した。ケイマン諸島の子会社を増資する。米国でのスマートハウス業務推進、および昨年カナダのスマートテクノロジーズを買収したシンガポール子会社の増資などが目的だ。

 投審会は、鴻海の米国ウィスコンシン州での液晶パネル工場設置に関しては、まだ申請がないと説明した。