ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月23日_記事番号:T00072444
10月27~30日に開催される台湾最大の旅行業界の展示会、台北国際旅展(台北インターナショナル・トラベルフェア、ITF)に中国が参加しないことが明らかとなった。中国は過去11年にわたって同展示会で中国観光の見本市「海峡両岸台北旅展」を開催してきたが、初めて中止になる。中台観光業界の最大の交流の場である同見本市の中止により、今後への影響が懸念される。23日付経済日報が報じた。
台北国際旅展を主催する台湾観光協会の呉朝彦秘書長は、中国側から参加表明がなく、展示スペースのブース数と面積を早めに決める必要があるため、「海峡両岸台北旅展」に使う予定だったスペースは台湾内外の業者の出展に充てると説明した。
「海峡両岸台北旅展」はこれまで、台湾観光協会と中国の海峡両岸旅遊交流協会(海旅会)が共同主催し、中国旅遊局の局長あるいは副局長が参加して中国各省市の旅行をPRしていたほか、中国航空大手3社の▽中国南方航空(チャイナ・サザン・エアラインズ)▽中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ)▽中国国際航空(エアチャイナ)──も出展していた。昨年は28省市から計31団体、600人が参加した。
呉秘書長は、中国の不参加は中台観光業界の交流が後退したわけでないとして、来年も中国の参加を呼び掛ける意向を示した。
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