ニュース 農林水産 作成日:2017年8月23日_記事番号:T00072448
彰化県の養鶏場3カ所で、鶏卵から基準値5ppb(十億分率)を超える殺虫剤「フィプロニル」が検出された問題で、3カ所から出荷された鶏卵が彰化県、台中市、新北市に流通していたことが分かった。23日付聯合報が伝えた。
フィプロニルは動物の個体への使用は禁止されているが、鶏舎への使用は禁止されていない。今回基準値を超えるフィプロニルが検出された養鶏場3カ所では、鶏卵8万6,200個が廃棄処分された。出荷再開は検査値が基準値を満たすことが確認されて以降となる。
行政院農業委員会(農委会)は今回の事態について、「一部農民がフィプロニルを飼育環境下やニワトリの体外の寄生虫駆除に不適切に使用したものだ」との見方を示し、全面的な検査を通じ、早期に鶏卵の安全性を証明する構えだ。
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