ニュース 電子 作成日:2017年8月24日_記事番号:T00072460
国家通訊伝播委員会(NCC)は23日、モノのインターネット(IoT)の応用に必要な電話番号として、「040」で始まる番号を割り当てた。NCCは「台湾のIoTサービスが正式に始まることを意味する」と説明した。24日付工商時報が伝えた。
通信業界では遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)が先陣を切る形で300万人分の番号を確保した。当面は介護ターミナル、コネクテッドカーへの応用などを想定しており、将来的には省エネ、スマートビルの環境監視、駐車スペース予約などに活用していく方針だ。中華電信、台湾大哥大(台湾モバイル)も番号を申請した。
業界関係者は、将来的にIoT用として、1人当たり10個程度の番号が必要になるとの見方を示した。IoTは通信キャリアにとって、新たな付加価値サービスとして貴重な収益源になる潜在性を秘めている。
通信キャリアのIoTサービス開始までには、NCCに料金案を提出し、認可を得る必要がある。このため、サービス開始時期は9月か10月になる見通しだ。
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