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大同董事長背任事件、差し戻し審で懲役8年


ニュース 家電 作成日:2017年8月24日_記事番号:T00072461

大同董事長背任事件、差し戻し審で懲役8年

 家電大手、大同(TATUNG)の林蔚山董事長が個人名義で投資するノートパソコン製造業者「通達国際」に会社資金を流用した背任事件で、差し戻し審の台湾高等法院は23日、林蔚山被告に懲役8年、罰金3億台湾元(約10億8,000万円)、犯罪所得の追徴約13億元の判決を言い渡した。24日付工商時報が報じた。

 台湾高等法院は「投資市場の正常な機能にかなりの危害を与えた」とし、一審の台北地方法院が下した懲役4年6月を上回る厳しい判決を下した。

 林被告は経営が行き詰まった通達国際に対し、大同の子会社経由で会社資金を不正に流用し、大同に13億1,743万元の損害を与えたとして起訴された。

 林被告は判決について、「遺憾であり、判決を受け入れることはできない。弁護士に依頼し上訴する」とコメントした。