ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月24日_記事番号:T00072465
10月27~30日に開催される台湾最大の旅行業界の展示会、台北国際旅展(台北インターナショナル・トラベルフェア、ITF)に中国が参加しないことが確定したことに続いて、10月20~22日に中国の雲南省昆明市で開催されるアジア最大の旅行展示会、中国国際旅遊交易会(CITM)で台湾の参加が拒否されるとの懸念が浮上している。24日付経済日報が報じた。
台湾観光協会は、航空会社や旅行会社、レジャー農場など観光業者20社からCITMへの参加申し込みがあり、中国側に20小間のブースから成る台湾専用のコーナー設置を求めているが、依然として回答がないと説明。このため、飛行機やホテルの予約、ブースの割り当てといった作業が進められない状況だという。
CITMはこれまで、台湾観光協会の会長と台湾の観光業者が中国旅遊局の関係者、中国企業と交流する場でもあった。台湾が参加できなければこうした交流の機会が失われるほか、中国人や海外の関係者に台湾の観光をPRしたり、海外の観光業者と国際提携の可能性について交渉するチャンスもなくなり、大きな損失が生じると懸念されている。
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