ニュース 運輸 作成日:2017年8月24日_記事番号:T00072471
桃園国際空港は老朽化が進む第2ターミナルの改修工事を、2021年半ばに予定する第3ターミナルの供用開始後に行うことを決定した。第2ターミナル全体を閉鎖して改修することも検討している。24日付自由時報が報じた。
00年に供用を開始した第2ターミナルは施設の老朽化によりトラブルが相次いでいる。14年に屋根、水道管からの水漏れが起きたほか、ブレーカーが落ち施設全体が20分間停電した。また、昨年の集中豪雨では、排水路のボックスカルバート(主に排水路用に埋設される箱型の管)に砂利が堆積し、排水不良を起こしたことにより第2ターミナル地下部分などが浸水し、発電機の故障で施設全体が停電となった。
空港運営会社、桃園国際機場公司の李建国副総経理は、第2ターミナル全体を閉鎖すれば改修工事は2年、一部ずつ閉鎖して行えば2年以上かかると指摘。航空会社の意見や配管の状態を考慮して施設全体を閉鎖するかを決めると説明した。
桃園空港の利用者は毎年5%増えており、22年には年間延べ5,000万人に達すると予想されている。第3ターミナルの旅客処理能力は4,500万人、第1ターミナルは1,500万人であるため、第2ターミナル全体を閉鎖しても利用者数が処理能力を上回る問題は起きない見通しだ。
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