ニュース その他分野 作成日:2017年8月24日_記事番号:T00072476
中華民国全国工業総会(工総、CNFI)は23日、労働部との座談会で、週休2日制(一例一休)をめぐる諸問題の解決に向けた提言を行った。24日付自由時報が伝えた。
提言は▽残業時間を半年間で300時間の総量管理とする▽休息日(所定休日)の時間外勤務手当は上場・店頭公開企業で通常の2.5倍、中小企業で2倍とする▽特別休暇(有給休暇)の繰り越しを認め労使交渉で決定する▽業種規制を緩和し12日連続勤務を認める▽労働基準法(労基法)の指導期間を延長する▽サービス業に関する特別条文を制定する▽労使対話の定例化──など7項目だ。
蔡練生理事長は「今回の座談会に向け、会員企業から35項目の問題提起を受けたが、一例一休に関する問題が3分の2を占めており、労基法の新制度が産業界を苦しめていることが分かる」と述べた。
これに対し、労働部の林三貴常務次長(次官)は、工総の要望実現には法改正が必要になるとした上で、「労働部には法改正の権限はない。立法委員と意思疎通を図ってほしい」と答えた。
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