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5月のパネル価格、テレビ向けは下落見通し


ニュース 電子 作成日:2008年5月6日_記事番号:T00007248

5月のパネル価格、テレビ向けは下落見通し

 
 オフシーズンによる需要の低下および各メーカーの販売戦略により、5月上旬はテレビ向けパネルで価格の下落が続いている。台湾の市場調査会社ウィッツビュー・テクノロジーは、5月のテレビパネル価格は26、32インチ型では5米ドル、大インチ型パネルでは約5~10米ドルの下落と予測している。6日付工商時報が報じた。
 
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 第1四半期テレビパネルの出荷量は前期比10%減となった。5月は中国と北米市場でのテレビ販促キャンペーンが需要を刺激するとされるが、5月上旬時点で末端市場の需要は依然不透明で、テレビパネル価格の下落圧力が強まっている。

 ウィッツビューは一方、IT(情報技術)製品向けパネルでは、モニターパネルで17、19、20インチワイドスクリーンの需要が安定しており約2米ドルと小幅に上昇すると予測。従来型パネルも約1ドル上昇するとみている。

 ノート型パソコン(ノートPC)向けは川下顧客の在庫が十分で、さらにノートPCメーカーでは部品不足から完成機の出荷が制限されるため需要の伸びは見込めず、価格は現状を維持するとみている。