ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北駅E1・E2区画開発、24年ぶり始動へ


ニュース 建設 作成日:2017年8月25日_記事番号:T00072488

台北駅E1・E2区画開発、24年ぶり始動へ

 台北駅周辺開発のうち、忠孝西路沿いで塔城街と西寧北路に挟まれたE1、E2区画の開発計画がようやく明らかになった。25日付聯合報が伝えた。

 E1、E2区画の開発計画は、清朝時代の建物の遺構が見つかったため、1993年に内政部が「暫定保存区域」に指定したことから、24年間にわたり凍結されたままとなり、用地は荒廃していた。

 面積は2.75ヘクタールで、交通部台湾鉄路管理局(台鉄局)が90%を保有している。同局は都市再開発方式で同区画にビル3棟を建て、ホテルなどを整備するほか、清朝時代の「台北機器局遺跡」も保存する構えだ。民間投資211億台湾元(約765億円)の誘致を見込む。

 同区画は日本統治時代には台湾総督府交通局鉄道部の台北工場、鉄道部職員宿舎などがあり、一部は現在も残存し、台鉄職員の宿舎として利用されている。