ニュース 電子 作成日:2017年8月25日_記事番号:T00072491
2013年に摘発された半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)高雄K7工場の違法排水事件で、差し戻し審の台湾高等法院高雄分院は24日、廃棄物処理法違反の罪で起訴された同社従業員の蘇炳碩廠務処長ら4人に対し、懲役1年4月~1年10月(執行猶予4~5年)の逆転有罪判決を言い渡した。25日付工商時報が伝えた。
陳菊高雄市長は、企業に廃水や廃棄物に対する責任を重視させられるとして判決を評価した(24日=中央社)
4人は一審で有罪となった後、二審では無罪判決を受けていた。差し戻し審の判決は量刑が一審と同じだった。
ASEは「判決を尊重する。被告の従業員が判決書を受け取った時点で、法律に基づき、必要な支援を行う」とした。検察側は「判決書を受け取った上で上訴するかどうか決定する」とコメントした。
これに先立ち、最高法院は被告らが排水の酸度が高いことを把握後、損失を回避するために生産ラインの稼働を続けたとされる点について、二審は明らかな故意があったかどうか明らかにしていないと指摘。審理を差し戻していた。
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