ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月25日_記事番号:T00072493
無店舗小売業の業界団体、中華民国無店面零售商業同業公会(CNRA)は24日、台湾人が2016年に中国のインターネット通販サイトで購入した件数は2,300万件に上ったと明らかにした。台湾の人口約2,300万人で計算すると、1人当たり1件を購入したことになる。今年はさらに増える見通しだ。25日付工商時報が報じた。
台湾人が利用する中国の通販サイトは淘宝網(タオバオ)、天猫(Tモール)が最も多い。購入する商品は服・靴・アクセサリー、日用品、3C(コンピューター、通信、家電)製品の順に多い。
一方、中国の業界関係者は台湾製品に注目している。CNRAの廖尚文理事長は、9月20日に中国浙江省で開かれる中台企業交流イベント「浙江台湾合作周」で台湾のブランド、通販サイト、物流業者約20社が中国企業と個別マッチングを行う予定で、台湾業者の商機獲得が期待できると述べた。
廖理事長は9月6日に重慶市で開催される中国、日本、韓国の通販産業フォーラムで、ゲストスピーカーとして台湾テレビショッピング産業の発展について講演する予定だ。中台関係が悪化した中でも、通販業界では交流が続いている。
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