ニュース 電子 作成日:2017年8月25日_記事番号:T00072500
行政院は24日、人工知能(AI)イノベーション・エコシステムの構築を進める「AI科研戦略」を閣議決定した。科技部が今後5年で160億台湾元(約580億円)の予算を投入する。年末に「AIイノベーション研究センター」を開設するほか、中部科学工業園区(中科)および南部科学工業園区(南科)にロボットの製造拠点を構築する。25日付経済日報が報じた。
「AI科研戦略」の内容と予算投入額は▽AI関連ハードウエア・研究開発(R&D)のプラットフォーム設置、17~20年に50億元▽AIイノベーション研究センターの設置、17~21年に50億元▽スマートロボット製造拠点の設置、17~20年に20億元▽AI向け半導体開発支援「半導体射月(ムーンショット)計画」、18~21年に40億元──。
林全行政院長は、AIは台湾の今後30年の競争力を左右する重要分野であるとして、科技部、教育部、経済部など関連部会(省庁)が協力して学術機関、研究機関、産業界の参入を促すよう指示した。
陳部長は、AIはナイフと同じで、うまく使えば人類に良い影響を与えると語った(24日=中央社)
科技部の陳良基部長は、AIの分野で台湾はデバイスの面で強みがあり、クラウドの面で強いフェイスブック、グーグル、マイクロソフト、IBMなどにイノベーション、R&Dでの協力を打診しており、前向きな反応を得ていると説明した。
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