ニュース 電子 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072513
半導体メモリー大手、旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)や華邦電子(ウインボンド・エレクトロニクス)、晶豪科技(エリート・セミコンダクター・メモリー・テクノロジー、ESMT)は年内のNOR型フラッシュメモリー受注が満杯となっている。NOR型フラッシュメモリーの契約価格は第3四半期に10~20%上昇したのに続き、第4四半期も15%上昇し、来年も供給不足が続く見通しだ。28日付経済日報が報じた。
NOR型フラッシュメモリーは、スマートフォンに採用されるアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネル、TDDI(タッチ制御と液晶ドライバの統合IC)、IoT(モノのインターネット)向けで需要が増えている。
業界関係者は、米アップルが次世代「iPhone」で有機EL(OLED)パネルを採用し、他ブランドも追随する見通しで、NOR型フラッシュメモリーの需要は1億個を超えると予想した。世界市場シェア37%を占める米国メモリー大手2社が上半期にNOR型フラッシュメモリー生産を縮小し、大容量の車載用や産業機器向けに注力していることも供給不足の一因だ。
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