ニュース 電子 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072515
テレビブランド最大手、サムスン電子は今年のテレビ出荷台数が4,200万~4,400万台と前年比8~12%減少して、2012年以降続いてきた世界市場シェア20%を割り込むと予想されており、台湾の液晶パネル大手、友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)からの調達が減少する恐れがある。26日付経済日報が報じた。
市場調査会社IHSマークイットは今年の世界テレビ市場全体の出荷台数を2億3,000万台と予測した。サムスンが世界市場シェア20%を維持するには出荷台数4,500万台が必要だ。
しかしサムスンの今年第1四半期テレビ販売台数は1,000万台、第2四半期が900万台で、上半期累計で1,900万台と前年同期比100万台減少した。同社は、第3四半期のテレビ販売台数は前期比5%増の950万台、第4四半期は前年並み1,580万台と予測しており、これらの数字を合計すると通年では4,430万台の見通しだ。
AUOやイノラックスの下半期業績は、中国テレビブランドの国慶節(建国記念日、10月1日)連休、インターネット通販の特売セール「光棍節(独身の日、11月11日)」、来年の春節(旧正月)連休向け調達が頼りとなる見込みだ。
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