ニュース 電子 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072518
アップルが来年初めに発売するとみられる4インチスマートフォン、iPhoneSEの次世代モデル「iPhoneSE2」は、電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)が主要受託メーカーとして第4四半期に量産を開始するもようだ。ウィストロンはノーコメントとしている。27日付経済日報が外電の報道を基に報じた。
iPhoneSE2はテストの最終段階に入っており、年末に発表されるとみられる。
ウィストロンはiPhoneSE2をインド南部カルナータカ州のバンガロール工場で生産するようだ。同工場ではiPhoneSEの少量生産を行っており、月産能力は約1万台とされる。来年に月産能力を倍増させるとみられる。
ウィストロンがiPhoneSE2の主要受託メーカーに選ばれた背景には、モバイル端末の年産能力が計1,200万~1,300万に上る鴻海精密工業のインド5カ所の工場で、主な生産ラインがアップル以外の大手スマホメーカーに押さえられていることがあるようだ。アップルはウィストロンに委託することで生産リスクを分散させる狙いもあるとみられる。
市場観測によると、iPhoneSE2はiPhone7と似たスペックとされる。画面サイズは4または4.2インチで、2GB(ギガバイト)のDRAMを搭載し、ストレージ容量は32GB、128GBの2種類とみられる。また、次世代の指紋認証機能「Touch ID」にも対応しているようだ。
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