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パプア事件、邱義仁行政院副院長らが辞任


ニュース 政治 作成日:2008年5月7日_記事番号:T00007252

パプア事件、邱義仁行政院副院長らが辞任


 パプアニューギニアとの国交樹立交渉をめぐる仲介人による秘密資金着服事件で、仲介人からリベートを受け取ったとの疑惑が持たれている邱義仁行政院副院長(副首相)、黄志芳外交部長(外相)、柯承亨国防部副部長の3人が6日午後、相次いで国家のイメージを損ねたなどとして辞職願を提出し認められた。

 邱副院長は同日午後、記者会見を開き、「5日に参考人から容疑者に扱いが変わったため、辞任すべきだと考えた」と理由を語った。

 続いて黄志芳外交部長も記者会見を開いて引責辞任を発表。目に涙を浮かべながら謝罪の意を表明した。その後国防部も柯副部長の辞職願が認められたとの声明を発表した。

 なお、これまで同事件に対し沈黙を守っていた陳水扁総統は同日、総統府のニュースリリースとして、「(自身は)同事件の主導および関与はしていないが、これまでの経過をかんがみ、国家、政府、与党のイメージが傷ついたことに強い遺憾の念を感じており、全人民に対し謝罪する」と表明した。