ニュース 石油・化学 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072520
総合化学メーカー、聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)は、中国での電気自動車(EV)向け需要の高まりを受けて、第4四半期にリチウム電池電解液添加剤工場(江蘇省常熟市)の第3期拡張工事を着工する。来年末の量産予定で、月産能力は現在の300トンから50%増を見込む。投資額は3億台湾元(約11億円)。26日付経済日報が報じた。
証券会社は、中国でEVが発展する中、当局が工場などへの環境保護に関する取り締まりを厳しくしたことで、添加剤が供給不足となっていると指摘。一方聚和は、環境保護規定を厳守しているため生産が順調で、受注が満杯になっている。
同社は過去2回の投資を通じ、中国の添加剤市場で3位にまで浮上した。添加剤の純度は99.5%以上と技術的にも他社をリードしており、中国の4大電解液メーカーから受注を獲得している。
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