ニュース 商業・サービス 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072525
台風による土石流被害の影響で2015年8月から営業を停止していた新北市烏来の観光トロッコが26日、2年ぶりに運行を再開した。現地の商店経営者などからは、かつての6~7割に落ち込んでいた観光客数の回復に期待を寄せる声が上がっている。なお9月末までの試運転期間中は片道30台湾元(約110円)の優待運賃で搭乗可能だ。26日付聯合報が報じた。
林全行政院長(左)もトロッコ復旧を視察した(26日=中央社)
烏来のトロッコは、もともとは日本統治時代の1928年に木材運搬用として敷設され、戦後の63年に観光用に転換された。温泉や土産物屋、屋台などが並ぶ「烏来老街」から山腹の滝、「烏来瀑布」までの約1.6キロメートルをつなぎ、14年の年間搭乗者数は56万人に上った。
しかし、15年8月に来襲した台風13号(アジア名・ソウデロア)により、軌道の土壌が崩れ、運休を余儀なくされた。観光の目玉を失ったことで烏来を訪れる観光客が減少した中、行政院農業委員会(農委会)林務局が5,500万元を投じて復旧工事を進め、このほど運行再開にこぎつけた。
再開初日の26日には大勢の家族連れが現地を訪れ、イノシシやカエル、先住民タイヤル族のイラストが塗装された真新しいトロッコの旅を楽しんだ。
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