ニュース 金融 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072526
銀行関係者の情報によると、アップルのモバイル決済サービス「アップルペイ」は、クレジットカード登録枚数が7月末時点で約140万~145万枚に達した。アップルペイは今年3月29日に台湾でサービスをスタートしてから9日で70万枚のクレジットカード登録があったが、その後の新規登録枚数は毎月わずか20万枚と、明らかに増加ペースが落ちている。27日付蘋果日報が報じた。
銀行主管は、アップルペイへのカード登録枚数の増加ペースが鈍化している原因として、アップルペイに登録可能なクレジットカード発行銀行7行が、当初は期間2~3カ月の特典を打ち出していたが、その後特典を中止、または特典内容を縮小したためと指摘した。
このほか、アップルペイに登録可能なクレジットカード発行銀行が同7行から増えていないことも原因と説明した。アップルは他の銀行にアップルペイの導入を働き掛けているという。
銀行主管はさらに、▽依然クレジットカード決済に慣れている▽所有する機種がアップルペイに対応していない▽近距離無線通信(NFC)方式読み取り機が十分に普及していない▽モバイル決済の安全性に対する不安──も原因の一つと指摘した。
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