ニュース 電子 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072527
ブルームバーグ電は25日、スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)がバーチャルリアリティー(VR)ヘッドセット「Vive VR」事業への戦略的投資家からの出資受け入れやVR事業分離、場合によっては会社全体の身売りも選択肢として他社と交渉を進めていると伝えた。ブルームバーグのコラムニスト、ティム・カルパン氏は「HTCがVR事業を売却するならば、買い手はグーグルになる。価格は10億米ドルを超えないだろう」と指摘した。
ブルームバーグ電は消息筋の話として、HTCがアドバイザーと共同でVR事業の再編を検討しており、交渉先にはグーグルが含まれると指摘した。
消息筋は「VRからスマートフォンに至る会社全体の売却は考えにくい。単独企業が買収するには明らかに適さないからだ」と述べたほか、「最終決定は下されておらず、いかなる戦略変更も行わない可能性もある」と付け加えた。
HTCは近年、主力のスマホ事業が中国勢に押されるなどして、業績が低迷しており、株式の時価総額は過去5年で75%減少していた。
HTCは「市場のうわさにはコメントしない」との反応を示すにとどまった。
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