ニュース 金融 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072528
フィンテックの普及に伴い、金融業界では人工知能(AI)を利用したロボットによる財テクサービスが今後広がると予想される一方、台湾の生保大手4社は同時に従業員のレベルアップ計画を立てている。28日付工商時報が伝えた。
生保各社は保険営業員がハイテク化に対応し、モバイル機器を使いこなすことで、「生身」の営業でロボットに打ち勝つことを目標に新世代の従業員育成に取り組んでいる。
富邦人寿保険は近年数億元(1台湾元=約3.63元)を投じて台湾全土に営業所100カ所近くを新設し、コミュニティーでの営業を強化する一方、営業員が携行する装備を充実させている。陳俊伴総経理は「(装備という)硬い上着をまとった『アイアンマン』でロボットに対抗したい」と話した。
国泰人寿保険は約3年前から「AG2.0計画」を進め、営業員の95%がモバイル機器を携行し、「歩く保険カウンター」というコンセプトで保険の契約から保険金支払いまでを行えるようにしている。
台湾人寿保険は「業務員3.0計画」でモバイル機器やビッグデータ分析を強化し、資産家顧客を攻略。新光人寿保険もハイテク化管理などを進める業務員レベルアップ計画を始動させた。
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