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台米FTAは困難、投資協定の締結先行


ニュース その他分野 作成日:2008年5月7日_記事番号:T00007253

台米FTAは困難、投資協定の締結先行

 
 行政院金融監督管理委員会(金管会)の胡勝正主任委員は6日、訪問先のニューヨークで開かれた米台金融会議で演説し、台湾と米国の自由貿易協定(FTA)交渉開始にめどが立たないことから、相互投資協定(BIA)の締結を先行させる方針を明らかにした。7日付工商時報が伝えた。

 米台双方はBIA締結に向けた非公式協議を既に6回行っている。FTAは中国からの圧力など困難も予想されるため、BIAを先行して締結することで外国人投資の保護を図り、将来のFTA締結につなげるのが狙いだ。

 胡主任委員は「BIA締結で米国の投資家はさらに充実した投資保護を受けられる。米国の金融機関による投資を促す役割を果たす」との認識を示した。