ニュース 運輸 作成日:2017年8月28日_記事番号:T00072532
中国人旅行客の台湾での航空便乗り継ぎが昨年2月に試験的に開放されたものの、これまでの利用者は計705人、1日当たり1.3人で、ほとんど利用されていないことが分かった。28日付経済日報が報じた。
中国人旅行客の台湾での乗り継ぎは、南昌、昆明、重慶の3都市に限って試験開放されている。桃園国際空港の1日当たりの乗り継ぎ客は約1万人で、これと比較して中国人の乗り継ぎ客は極端に少ない。
交通部は、利用者が少ないのは中国の対象都市が依然地方の3都市のみに限定されており、1週間当たりの就航便が7便しかないため当然と指摘した。対象都市が拡大されれば台湾を経由して欧米やオセアニアに赴く中国人は確実に増えるとみている。
交通部はかつて、台湾での乗り継ぎを全面開放すれば1年目に延べ50万人、その後延べ100万人の中国人が利用するようになり、台湾の航空会社が大きな商機にあずかれるとの予測を示したことがある。しかし、中台関係の悪化により、開放都市の拡大は困難な情勢だ。
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